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ものわすれ専門外来

ものわすれ専門外来について

  • 2024年10月31日(木)より
    「ものわすれ専門外来」を開設致します。
    認知症を専門にしている、
    難波 吉雄 医師が担当致します。

開催日について

「もの忘れ専門外来」は基本的に毎月の最終週の木曜日、16時~19時に予定します。
(直近では10月31日、11月28日を予定しています)

「ものわすれ専門外来」
受診の流れ

「ものわすれ専門外来」は直接予約ができません。
受診希望の方は、まずに内科初診外来を受診ください。

内科初診外来について

院長が診察致します。

  1. 併存する疾患や常用薬の確認を行います。
  2. 認知症以外の疾患を除外するため、採血を行います。
  3. 脳の萎縮があるかどうかを確認するため連携機関での頭部MRIを予約します。
  4. 採血・頭部MRI結果返却予定日を確認し「ものわすれ専門外来」を予約します。
連携機関での頭部MRI

頭部MRI予約の手配は、内科初診外来受診時に当院で行います。
ご予約の日時に頭部MRI検査をお受けください。
※MRIの結果は最短で4営業日で返却されます。

ものわすれ専門外来の流れ

難波吉雄医師が診察致します。

  1. 認知機能検査を行います。
  2. 神経学的診察を行います
  3. 認知機能検査、神経学的診察、採血およびMRIの結果をもとに診断致します

※治療を開始し安定した場合、内科一般外来でフォローアップを予定します。
安定後は4-6か月に1回程度専門外来を受診いただきます。

担当する難波 吉雄医師からの
メッセージ

みなさん、人や物の名前がでてこないことが増えたような気がする、書類などをよく忘れる、といったことはありませんか?このような物忘れは、年とともに誰にでも起こりえることです。物忘れの症状は、ご自身で気づくこともあれば、ご家族の方が気づくこともあります。
物忘れの症状がある場合、その程度や進み方には注意が必要です。なぜならば、物忘れが「認知症」の症状として起こっている可能性があるからです。「認知症」について、みなさんがよくお聞きになるのは「アルツハイマー型認知症」や「脳血管性認知症」という病気だと思います。
物忘れが気になり受診された場合、まずそれが正常な範囲の物忘れか、そうでないのかを見分けなければなりません。正常な範囲でない物忘れの場合、その原因を見つけていく必要があります。
物忘れは、「認知症」以外でも「甲状腺ホルモンの低下」や「ビタミンB群の欠乏」などでも引き起こされるため、まず採血でそれらの異常がないかを確認します。
次に認知機能の検査も行います。これは口頭でいくつかの質問に答えたり、文字や図形を描いたりする検査で、これにより記憶力の状態などがわかります。
さらに脳のMRI検査を行います。脳のMRI検査では、血管が詰まったり出血していないか、血の塊がないか、縮んでいないか、などがわかります。
これら検査を行うことによって認知機能の状態を評価し、認知症の原因を明らかにし、治療へと繋げて参ります。宜しくお願い致します。

難波 吉雄先生略歴

元東大病院老年病科講師
日本認知症学会 指導医・専門医
日本老年精神医学会 指導医・専門医